本記事は、5年間以上「Tarmac Sport」(ターマックスポーツ)に乗り続けている著者(ゆくトラ)によるレビュー記事です。
本記事で分かることは、以下の通りです。
- ターマックスポーツのスペック
- ターマックスポーツの値段
- ターマックスポーツの耐久性
- ターマックスポーツの乗り心地
- ターマックスポーツの評価
ターマックスポーツとは
ターマックスポーツは、アメリカのビックブランドであるスペシャライズドのカーボンバイク「Tarmac」(ターマック)シリーズの中の1つです。
数あるロードバイクの中でも、この「Tarmac」(ターマック)シリーズは、超有名です。
公式サイトには、このような記述があります。
ロードの探検を続けるライダーと一緒に成長していく、そんなパーフェクトなバイクがTarmac Sportです。
https://www.specialized.com/jp/ja/tarmac-sport/p/106447?color=195849-106447
このように書かれているように、ターマックスポーツは、ライダーと共に成長し、長く使うことができます。
まずはスペック
ターマックスポーツは、FACT9r。カーボンバイクです。
スペシャライズドのFACTカーボンには、
FACT9r(エントリーモデル)
FACT10r
FACT11r
FACT12r(ハイエンドモデル)
があります。
数字が小さければ小さいほど柔らかい素材なので、剛性を出すためにたくさんの質量が必要となります。
そのため、数字が小さいほどフレームの重量は重くなります。
自分が乗っているターマックスポーツは、FACT9rなので、FACTカーボンの中では一番重いエントリーグレードになります。
ターマックスポーツのメインコンポは、Simano105です。
コンポのグレードは、上から、
DURA-ACE(デュラエース)
ULTEGRA(アルテグラ)
105(イチマルゴ)
TIAGRA(ティアグラ)
SORA(ソラ)
となっています。
ターマックスポーツは、メインコンポが105(イチマルゴ)でレースにも対応できるコスパの良いコンポとなっています。
しかし、一部、TIAGRA(ティアグラ)が採用されています。
ブレーキパーツがTIAGRA(ティアグラ)になっています。
下の記事は、ターマックスポーツを使って、ロードバイクの詳細なパーツの名称をまとめたものです。
参考にしてみてください。
価格は?
価格は、
216,000円
です。
カーボンバイク、メインコンポは105で約20万円は、コスパがいいと言えるでしょう。
5年間乗り続けた現状
2017年~2022年は室内保管。週1回程度の乗車。月間200㎞程度。
2022年~は屋外保管。ほぼ毎日乗車。
※本記事に掲載している写真は、全て2022年8月に撮影したものです。(購入後ちょうど5年経過時点)
塗装はげが目立ちます。
ほとんど手入れもしていないので、汚れも目立ちます。
レースに何度も参加しているので、レースナンバーを貼っていたシールの跡が残っています。
ボロボロですが、まだまだ使えています
東京在住なので毎日乗って出勤しています。
下の記事は、自転車通勤のメリットについてまとめたものです。
ターマックスポーツで、レースにも10回以上出場しています。(2022年8月時点)
2022年は、3つのトライアスロン大会(霞ヶ浦トライアスロン、東京・海の森トライアスロン、千葉シティトライアスロン)に参加しました。
ロングライドや自転車旅も数多くしました。
下の記事は、東京⇒大阪間をターマックスポーツで自転車移動(キャノンボール)をまとめたものです。
輪行での移動も何度もしています。(しかも、エンド金具は用いていません)
輪行については、下の記事にまとめています。(もちろん、ターマックスポーツを使っています)
さらに、フードデリバリーもこなしています。
使用頻度が非常に高く、色々な場面で使い、時には荒い扱いもしているのですが、フレーム割れなどもありません。
カーボンバイクですが耐久性抜群です
乗り心地&スピード
ターマックスポーツは、乗り心地も良好です。
そもそも、ターマックは、いわゆるオールラウンダーで、あらゆる場面、用途、レースに対応する最もスタンダードなロードバイクです。
王道ロードバイク、それがターマックであり、大変乗りやすくコスパの良いターマックスポーツは、ビギナーにも大変おすすめです。
また、ターマックスポーツは、他の高級バイクにも遜色がないほどのスピードが出ます。
私(ゆくトラ)は購入時の完成車をそのまま使っていますが、レースでは、軽く時速30㎞は出ます。(雑魚トライアスリートであったとしても時速30㎞は余裕)
もし、レースメインで使いたいのなら、ホイールなどのパーツを変えることも検討しましょう。
公式サイトにも書かれていた通り、ライダーの成長とともにターマックスポーツも進化することができます。
私(ゆくトラ)の場合、レースでは、いつも平均時速30㎞程度で走っていますが、それ以上の潜在能力がターマックスポーツにはあります。
趣味トライアスリートには、十分なスペックであるといえます。
おまけ(周辺機材紹介)
副業でウーバーイーツをやっているので色々つけています。
とくにオススメなのが、このタイプのカギです。
こんな感じに自転車本体に巻き付ければ、持ち運びがラク&ロックが簡単です。
ロードバイクの鍵には、ワイヤーロックやU字ロック、チェーンロック、ブレードロックなどがありますが、個人的に一番使いやすいのが、チェーンロックです。
自分は、普段使いがメインなのでこんな感じになっていますが、人によってはレース型やロングライド型にもすることができます。
ターマックスポーツの総合評価
乗り心地 ★★★★☆
耐久性 ★★★★★
スピード ★★★★☆
コスパ ★★★★★
初心者おすすめ度 ★★★★★
超おすすめのロードバイクです
この価格でこれだけのスペックのカーボンバイクに乗れるのは、嬉しいですね。
普段使いにも、長距離ライドにも、自転車旅にも、レースにも、ウーバーイーツにも?…なんでもできちゃう優れもの。
レース重視であれば、ホイールなどのパーツを剛性のあるものにしたらいいし、乗り心地を重視するのであれば、ロングライドに適したパーツにすればいい。
自分の用途に合ったパーツをそろえて、一緒に成長できる、そんなロードバイクです。
スペシャライズド/「Tarmac Sport」ターマックスポーツは、超おすすめ