トライアスロンは、2000年のシドニーオリンピックから正式種目となり、国内の競技人口も約30万人を超え、メジャースポーツの1つとなっています。
スイム・バイク・ランを連続して行い、3種目の合計タイムを競い合うトライアスロンは、非常にタフで過酷なスポーツだと思われがちです。
しかし、実のところ、トライアスロンは、そこまでハードなスポーツではありません。
なぜなら、トライアスロンは、3種目を行うがゆえに、身体への負荷が分散されるからです。
このトライアスロンの最大の特徴でもある、3種目を連続して行うということは、多くの人々をトライアスロンというスポーツに熱中させています。
そんな、トライアスロンの魅力について紹介していきます。
トライアスロンは、かっこいい
トライアスロンは、カッコいい!
ただただ、かっこいい。
泳いで、漕いで、走る。
鉄人レースとも呼ばれるトライアスロン。
カッコよすぎやしませんか?
趣味はトライアスロンです
あら素敵♡
想像に難くありません。
自分自身のカッコよさ
一体、トライアスロンの何がかっこいいのでしょうか?
それは、
トライアスロンというスポーツに、たった一人で臨む姿そのものがかっこいい
ウエットスーツに身を包んだアスリートたちが大自然の中を泳ぎ、自慢の愛車にまたがって颯爽と風を切りながら自転車を漕ぎ、満身創痍の中をゴールに向かって走りぬく、その姿そのものが、かっこいいといえるでしょう。
また、3種目を行うトライアスロンであるからこそ、全身の肉体がバランスよく鍛えられます。
スイム・バイク・ランというフォームやテクニックが全く異なる3種目を行うトライアスロンは、それぞれに必要な筋肉も異なります。
マラソン選手のように痩せず、競泳選手ほどには逆三角形にならない、全身の筋肉がバランスよく鍛え抜かれ、かっこいい肉体を手に入れることができるのです。
周りからの評価
トライアスリートに対する周りの評価は、非常に高いです。
話のネタにも困りません。
心から楽しんで、自分の趣味について語れる人は、それだけで十分に魅力的だといえます。
まして、その趣味がトライアスロンであれば、その魅力は倍増するでしょう。
困難なことに自ら進んで身を投じ、その困難を心から楽しんでいるトライアスリートは、一目置かれる存在なのです。
トライアスロンを心から楽しんでいる人は、それだけで十分にかっこいいのです。
トライアスロンは、奥深い
水泳は、奥が深い!
自転車は、奥が深い!
マラソンは、奥が深い!
水泳も自転車競技もマラソンも、実に奥の深いスポーツです。
フォームや技術、ペース配分にトレーニング方法、メンタル面に根性などなど…
それぞれのスポーツに、それぞれの奥深さがあります。
トライアスロンは、その3倍です。
実質的に、普通のスポーツの3倍以上の奥深さがあります。
トライアスロンの豊富な競技種目
トライアスロンには、様々な距離のレースがあります。
最も距離の短いスーパースプリントから、スプリント、最も多く開催されているオリンピックディスタンス、ミドル、そして誰もが最終目標とする最長距離のロングディスタンス。
種目名 | スイム | バイク | ラン |
---|---|---|---|
スーパースプリント | 0.4㎞ | 10㎞ | 2.5㎞ |
スプリントディスタンス | 0.75㎞ | 20㎞ | 5㎞ |
オリンピックディスタンス | 1.5㎞ | 40㎞ | 10㎞ |
ミドルディスタンス | 2㎞ | 90㎞ | 21.1㎞ |
ロングディスタンス | 3.8㎞ | 180㎞ | 42.2㎞ |
トライアスロンには、様々な距離設定のレースがあります。
スピードが重要だったり、持久力重視だったり、いろいろな楽しみ方ができます。
他の競技への可能性
3種目の複合競技であるトライアスロンには、他の競技への可能性があります。
- オープンウォータースイミング
- 自転車レース
- マラソン
- デュアスロン
- アクアスロン
オープンウォータースイミング(OWS)、自転車レース、マラソン、バイクとランの2種目で行われるデュアスロン、スイムとランだけで行われるアクアスロンなど…
トライアスロンという1つのスポーツから、実に様々なスポーツへの可能性を見出すことができるのです。(しかも、それぞれの競技にも距離や時間などで種目に分かれている)
トライアスロンから派生するスポーツはもはや無限大と言えるでしょう。
そして、トライアスロンを楽しんでいれば、自然と他のスポーツのレベルも向上していきます。
一石が二鳥にも三鳥にもなる、そんな夢のようなスポーツこそが、トライアスロンなのです。
トライアスロンは、人生を豊かにしてくれる
川や湖や池や海を何キロも泳ぐことなんてありますか?
自動車道や滑走路、河川敷や郊外の道路なんかを自転車でハイスピードで走ることなんてしますか?
泳いで漕いで、満身創痍の中、さらにマラソンをしたことありますか?
トライアスロンは、まさに非日常の連続なのです。
非日常の体験
3種目の複合競技であるトライアスロンでは、予想外の出来事が発生します。
- スイムでのコース取りや人との接触
- 波や潮流、水温などの影響
- パンクや故障といった自転車トラブル
- エネルギー補給の戦略
- 排泄物の処理
- 足の痙攣や痛みとの闘い
様々なトラブルが考えられます。
それらへの対策をすることや対処の方法を身に付けておくことで、自分の新しい可能性を広げることができるでしょう。
ウエットスーツの中でおしっこ、極寒のスイム、バイクトラブル、落車、悪天候のラン、ふくらはぎの痙攣…
それらの経験は、自分自身を強くしてくれるはずです。
また、トライアスロンの面白さは、レースの結果を追い求めることだけにとどまりません。
自分が住む場所から遠く離れた地方都市や離島での大会への参加は、競技への出場を含め、非日常が味わえる貴重な機会になるでしょう。
スポーツに加えて旅もできる、まさしく非日常を味わることのできる最高のスポーツ、それがトライアスロンなのです。
人生の経験値
トライアスロンには、実に様々なメリットがあります。
- トレーニングによる健康効果
- ダイエット効果
- 体を動かすこと自体の心地よさ
- 技術習得の喜び
- タイム短縮の喜び
- 自分自身の成長
- 大会の非日常性を楽しむ
- 趣味を持つことの素晴らしさ
- 自転車旅の楽しさ
- 仲間との出会い
数えきれないほどのメリットがあります。(まだまだあります)
トライアスロンというたった1つのスポーツから、たくさんの楽しみや喜びを見出すことができます。
トライアスロンを通じて得られる様々なものが、あなたの人生をより豊かにしてくれることでしょう。
トライアスロンの魅力を写真で感じる
トライアスロンの魅力を写真で伝えようと思います。(言葉だけでは難しいかと思うので)
以下の写真は、すべて、私がトライアスロンに挑戦してきた中で、自分自身で撮影してきたものです。
トライアスロンは、最高に楽しくて魅力的なスポーツです。
ぜひ挑戦してみてください!
まとめ
トライアスロンの魅力を感じていただけたでしょうか。
みなさんがトライアスロンの魅力を少しでも感じていただけたのならば、非常に嬉しいです。
少しでも興味を持った、やってみたくなった、そう思ってしまったのならば、もうトライアスロンをやってみるべきだと思います。
なぜなら、「やってみたいと思った」と「実際にやってみた」とでは、その経験値に、何倍もの差が開くことになってしまうからです。
トライアスロンを始めるには、様々なハードルがあることでしょう。
費用や時間、自分の運動技能的なハードルもあるかもしれません。
しかし、それらのハードルを一つ、また一つと越えていく、これもまた楽しいのです。
少しずつでいい、ぜひトライアスロンに挑戦してほしい。実際にやってみてほしい。
実際にトライアスロンをやってみることでしか分かりえないトライアスロンの魅力がそこにはあるのです。