より少ない体力で速く効率的にロードバイクに乗るためには、ペダリングの技術が欠かせません。
無駄の少ない効率的なペダリングをするためには、どのようなことを意識するべきなのか?
ペダリングとそのコツについて解説したいと思います。
効率的なペダリングのコツ
長距離ライドや自転車レース、トライアスロンなどでは、ビンディングペダル(詳しくはこちら)を使うことが一般的です。(もちろんフラットペダルでもできますが)
ビンディングペダルを使うことで、踏み込む力に加えて、引き上げる力も推進力に変えることができます。
ビンディングペダルは、効率の良いペダリングに欠かせない
本記事では、ビンディングペダルを使うことを前提としています
踏み込みと引き上げを意識する
効率の良いペダリングのコツは、
踏み込みと引き上げの範囲を意識して、死点を無理なく通過させる
ことです。
ペダリングを時計に見立てると、0時(上死点)と6時(下死点)で、どんなに力を入れても、推進力は生まれません。
よく初心者がやってしまいがちなのが、下死点でもペダルを踏み続けてしまうことです。
下死点でペダルを踏んでも推進力は生まれません。(非常に効率が悪いです。)
効率よく推進力を得るためには、
0時から3時でしっかり踏み込み、そこから力を緩め、下死点である6時をスムーズに通過し、そこから9時まで引き上げを意識し、その後、力を緩め、上死点である0時をスムーズに通過する
※詳しくは画像をご覧ください
間違ったところ(死点)で力を入れても無意味
正しい範囲で、踏み込みと引き上げを意識するようにしましょう。
ペダルは回す
踏むのではなく、回すイメージでペダリングしましょう。
ロードバイクでは、ケイデンスが重要視されます。(ケイデンスとは、ペダルの回転数のことです)
クランクを1分間に何回転させているか、それを数字で表しているのがケイデンスです。
言葉も示している通り、ペダルは回転させましょう。
ペダルは、踏むというより回す
足首を固定する
ペダリングでは、常に足首の角度を一定に保つようにしましょう。
足首の動きが大きいと、力が逃げてペダリングの効率が悪くなったり、ふくらはぎの疲労に繋がったりしてしまいます。
足首をできる限り固定する
まとめ
効率の良いペダリングをするために、
- 正しい範囲での踏み込みと引き上げ
- ペダルを回す
- 足首を固定する
を大切にしましょう。
ビンディングペダルについては、以下の記事を参考にしてみてください。