細いタイヤにダイヤモンドフレーム、ドロップハンドルでサドルは高く、前傾姿勢。
見るからに速そうで、初心者には少しハードルが高く感じてしまうかもしれないそのスタイル。
そもそもロードバイクとは、いったいどのような自転車なのでしょうか。
ロードバイクの基本について知り、ロードバイクを最高に楽しみましょう。
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ロードバイクの種類と特徴
ロードバイクの種類には、大きく分けて以下のものがあります。
・オールラウンダー
・エンデュアランス
・エアロロード
・グラベルロード
それぞれのロードバイクについて簡単に解説します。
オールラウンダー
あらゆる場面、用途、レースに対応する最もスタンダードなモデル。
メーカーによって「ノーマル」「レーシング」「コンペティション」などと呼称は様々です。
エンデュアランス
長距離走行の快適性に優れたモデル。振動吸収性を高めたものが多い。
エンデュアランスとは、「持久力」「耐久性」のことを意味します。
エアロロード
空力性能を高めたモデル。空気抵抗を減らすために平たいフレームの形状をしています。
平地での高速走行に優れます。
グラベルロード
オンロードとオフロード両方の走行性を兼ねそろえたモデル。
グラベルとは、砂利道などの非舗装路を意味します。
太めのタイヤを装着できるように設計されています。
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特別な理由がない限り、オールラウンダーを選んでおけば間違いありません
オールラウンダー | 万能・何でも屋 |
エンデュアランス | ロングライド・旅乗り派 |
エアロロード | レース・玄人向け |
グラベルロード | 未舗装路・山乗りも可 |
フレームの素材と特徴
フレームの素材には、大きく分けて以下のものがあります。
・クロモリ(スチール)
・アルミ
・カーボン
それぞれの素材の特徴について解説します。
クロモリ(スチール)
鉄(スチール)にクロムとモリブデンを添加したのが、クロムモリブデン(略してクロモリ)。
伝統的なフレーム素材です。
重いため第一線を退いた感がありますが、細身でシャープなクロモリフレームは、根強い人気があります。
振動を吸収するので乗り心地が良く、耐久性が高いです。
その反面、鉄なので重く、保管やメンテナンスの状況が悪いと錆びてしまいます。
・細身(シャープ)でおしゃれ
・乗り心地が良い
・耐久性が高い
・重い
・錆びる
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クロモリは、シャープでおしゃれです
アルミ
エントリーモデルに多いアルミフレーム。
加工性に優れていることもあって、低価格帯が充実しています。
剛性が高く、ペダリングの力を逃がしにくい(加速性が高い)です。
その反面、衝撃吸収性に劣ります。
アルミフレームは、クロモリよりも軽量、カーボンより重くなっています。
・低価格帯が充実
・ペダリングの力を逃しにくい
・そこそこ軽い
・衝撃吸収性に劣る
・良くも悪くも中途半端
・初心者感が否めない
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アルミは、低価格帯が充実していて、初心者におすすめです
カーボン
炭素繊維強化プラスチックによるフレーム。
最も軽量で現在の主流です。
素材としての加工の幅が広いため、硬いものから振動吸収性に優れたものまで広く選べます。
比較的高価ですが、近年では低価格帯も充実してきました。
デリケートなため、扱いには注意が必要です。
・軽い
・剛性に優れる
・振動吸収性に優れる
・カーボンバイクという満足感
・比較的高価
・デリケートで傷に弱い
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レースを視野に入れているのなら、カーボンフレームがおすすめです
ロードバイクの素材は、ロードバイクを選ぶうえで、かなり重要な要素です。
クロモリ | ロングライド・旅乗り派 |
アルミ | 低価格・初心者向け |
カーボン | 軽量・レース向き |
パーツの名称と特徴
ここでは、簡単に、ロードバイクのパーツの名称とその特徴について解説していきます。
ロードバイクのパーツ
- フレーム
超距離を高速で走るためにダイヤモンドフレームが採用されています。
- ハンドル
握る場所が多く、状況に応じた姿勢がとれるドロップハンドルが採用されています。
- サドル
ペダリングの妨げにならないように一般車のサドルよりも細くて硬くなっています。
- ホイール
空気抵抗を減らすためにスポークの数を減らしたり、リムを高くしたりしています。
- タイヤ
路面との摩擦量を減らすために、細く、高い空気圧を必要とします。
- ペダル
効率の良いペダリングのために、足をペダルに固定するビンディングペダルを使用することもできます。
- コンポーネント(コンポ)
自転車を構成する複数の部品をひとまとまりで扱うための呼称です。
ロードバイクのパーツについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
コンポについて
コンポには、グレードがあって、変速のスムーズさやブレーキの性能などに差が出てきます。
コンポのグレードには、上から、
- DURA-ACE(デュラエース)
- ULTEGRA(アルテグラ)
- 105(イチマルゴ)
- TIAGRA(ティアグラ)
- SORA(ソラ)
があります。
レースなどで使用するのであれば、105(イチマルゴ)以上のコンポが良いでしょう。
性能的にも十分で、価格もそこまで高くない、105(イチマルゴ)は、コスパが高いです。
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はじめてロードバイクを買うとき、コンポは105と決めていました
まとめ
ロードバイクの種類や素材、パーツについて簡単に紹介しました。
種類やパーツの名称など、ロードバイクは複雑です。
調べだしたら、迷い始めたら、なかなか買えなくなってしまうかもしれません。
迷ってしまったら、勢いも大切です。
私自身、ロードバイクについてほとんど何も知らない状態で購入しました。
トライアスロンをやってみたくて、勢いで買いました。
見た目とお財布事情と少ない知識で選びました。
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20万円前後、コンポは105でカーボン製にしよう
そして、スペシャライズドのTarmac(ターマック)を購入したのです。
この自転車でいくつもの大会に参加しました。
ぶっちゃけ、オリンピックディスタンス程度であれば、かなりの安物でも必要十分です。
最初は、お試しで10万円以下のものでもいいと思います。
とりあえずで買って、今すぐトライアスロンを始めましょう。
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ロードバイクを購入する際は、以下の記事も参考にしてみてください!