ロードバイクで快適な走りを楽しむためには、ビンディングシューズとクリートの装着は欠かせません。
クリートを装着することで、ペダルの踏み込み時だけでなく、足の引き上げ時にも力が加わり、効率の良いペダリングが可能になります。
正しくクリートを取り付けて、自転車ライフを満喫しましょう。
ビンディングシューズとクリート
クリートを取り付けるビンディングシューズには、大別して2つ穴タイプと3つ穴タイプがあります。
本記事では、3つ穴タイプの取り付け方について説明します。
ちなみに本記事で使用しているアイテムは以下になりますので、参考にしていただければと思います。
トライアスロンやロードレース出場予定の方は3つ穴タイプがおすすめです
2つ穴タイプ(SPDタイプ)と3つ穴タイプ(SPD-SLタイプ)の違いについては以下の記事を参考にしてください。
クリートの取り付け
クリートの取り付け①
クリートを横から見ると、くぼんでいる部分があります。
ここに自分の足の母指球を合わせて取り付けていきます。
ちなみに、母指球とは、足の親指の付け根にある膨らんだところを言います。
つまり、こういうことです。
クリートのくぼみと母指球を合わせるように装着しましょう。
クリートの取り付け②
ボルトを締めていきましょう。
ここではきつく締める必要はありません。
4㎜の六角レンチ(アーレンキー)が必要です。
後ほど調節できるようにしましょう。
クリートの取り付け③
ビンディングシューズと母指球の位置を確認しましょう。
イメージとしてはこんな感じです。
クリートと母指球の位置を合わせましょう。
クリートの取り付け④
足の開き具合は、普段の乗車姿勢に合わせましょう。
普段の乗車姿勢に合わせるように足の開き具合を調整します。
ただし、極端に角度をつけてしまうとひざを痛めてしまうので注意しましょう。
クリートの取り付け⑤
六角レンチ(アーレンキー)でボルトをしっかりと締め、固定します。
実際に走ってみて違和感があるようなら改めて調整を行いましょう。
違和感がなくなるようにして、最高のパフォーマンスを発揮しましょう
クリートの取り付け:まとめ
クリートの取り付けは、母指球の位置と足の開き具合が重要です。
さいごに
ちなみに、私、トライアスロンレース中にクリートのボルトが外れたことがあります。
こんなこともあるので、クリートの調整を終えてベストな位置を見つけたら、しっかりとボルトを締めるようにしましょう。
レース後、Amazonでボルトを買いました
ではクリートのボルト単体も販売しているから驚きです。
一箇所だけボルトの種類が違います
また、クリートは、消耗品です。
いずれ、新しいものを購入して、また取り付け作業をするかと思います。
クリートの位置が分かるようにマークをつけておくのもおすすめです。
クリートを正しく装着して、最高のパフォーマンスを発揮しましょう。